効率的な学習法を考えるpart13 〜予習+講義+復習+答練=∞ 予習編〜

今年は財表、監査、企業の3科目をAXLで受けているのですが、財表の違いっぷりはすごいですね。試験直前にちょこっとやって「何じゃこりゃ?」と思ってた概念フレームワークを始めにやって、そこからブレークダウンですと?でも、理論体系がハッキリしている方が好きな私にとっては、いい感じです。(というか、そういう情報を友人からキャッチして、これはAXLだ、と思ったんですけどね)これで、カセットテープの質がもうちょっとよければ最高です。(ときどき、飛んだり、戻ったりします・・・)

そんな感じで、授業や答練も受け始め、勉強が本格的になってきました。去年は、テープをきくのが精一杯で、予習どころか復習すらほとんどできず、答練や全答練は本試験直前に無理やりこなす感じでした。今年は、一回りしたからインプットしないといけない量が去年より少ないですし、予習と復習をし、答練をきちんと受けよう、と決意。
そこで、予習と復習、答練について整理しつつ、今年の予習と復習のバランスを考えてみることにしました。先生と生徒を同時にやっていますから、こういうことは考えやすいんですよね。


この内容は
効率的な勉強方法を考えるPart1 効率的な勉強方法を考えるPart2 効率的な勉強方法を考えるPart3
効率的な勉強方法を考える番外編 効率的な勉強方法を考えるPart4 効率的な勉強方法を考えるPart5
効率的な勉強方法を考えるPart6 効率的な勉強方法を考えるPart7 効率的な勉強方法を考えるPart8
効率的な勉強方法を考えるPart9 効率的な勉強方法を考えるPart10 効率的な勉強方法を考えるPart11 
効率的な勉強方法を考えるPart12
の続きです。読んでいただける方はそちらからどうぞ。


以下本文です。

33.予習の意味と目的

まず、講師の先生の方が科目の内容に圧倒的にくわしいわけですから、正しい理解や、情報の提供は基本的に先生にまかせればよいわけで、予習の主な目的は「自分の弱点を明確にすることで、自分の間違いと正しい考え方の違い浮き彫りにし、情報吸収効率を上げる」ことですね。自分で解くと間違えたり、わからない問題も「いきなり正しい情報」が入ってくると違和感なく受け入れてしまい、実際に問題を解こうとすると、やっぱりわからなかったりします自分で解くと間違える、ないしわからない問題は「授業前にきちんと間違えてくる」ことが大切で、自分の状態と、正しいものとの比較が成長への第一歩です。


ということで、予習が必要なのはインプット中心の「講義型授業」よりも、アウトプット+インプットの「問題解説型授業」ですね。(答練を受けずに解説授業だけ聞くのはあきらかにまずいわけですが、不思議と同じ問題点に「授業」だと気づかない方が多いんですよね。かなり危険です)


今年の私の授業だと、「企業法」が予習が必要です。AXLの上級企業法は「企業法鉄人化計画」。とにかく、「問題解説」が中心です。問題は鉄人1号、2号・・・。このあいだの授業で先生がうれしそうに「鉄人28号」を解説されました。DVD授業ですが、笑ってしまいました。でも、意味分からない方もそろそろいらっしゃるんじゃ・・・?


それから、予習の欠点は、やり方や分量などを間違えるとすぐに時間効率が悪くなること。内容自体は先生が圧倒的に詳しいわけで、「予習」で情報をインプットする意味はあまりありませんし、解けない問題は時間をかけてもとけません。あくまで予習の目的は「自分に詳しくなること」、これが第一です。問題演習効果も副次的に存在しますが、たいしたことありません。

34.how to 予習

そこで、企業法の授業の予習ですが、解答を書くところまでやると時間がかかりすぎて効率が悪いので、論点の整理の箇条書きと解答の流れ図だけ作っていくことにしました間違えるとすればそこでしょうし、できるようにならないといけないのもそこでしょうし、アウトプット自体にも価値がありそうです。それから、解説は読まずに行くつもりです。授業を聞くテンションと集中力を下げたくないので。(時間があきすぎると忘れるので、授業の直前にさっと自分の予習を読み直すつもりです)
でも、ときどきとばす問題あるんですね。事前にどの問題やるのか教えてほしいなあ。今度聞きにいってみよ。


私は、通学の緊張感の方を採用したわけですが、この点、通信の方は便利ですよね。1問終わるごとにメディアをとめて、次の問題を考えて、また聞けばいいわけですからね。ものすごく「タイムリー」に予習ができるので、「ちょっとの面倒さ」を厭わない精神力を発揮すれば、授業の価値を格段にUPできると思いますよ。


監査と財表は、「講義型授業」ですし、カセットですから、理解しそこなったらすぐ戻れますから、特に予習は必要なさそうですね。目次を見る感じで全体をさっと見ておく程度はしておこうと思いますけれど。




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